接続表現は,まとまりのある談話を構成する上で重要な要素であると言える。本発表では,複数のコーパスから得られたデータを比較検討する中から,その使用傾向を探っていく。
教育上取り上げられる項目は,文型や語彙,慣用句などが中心であるが,文末詞の重要性を指摘する。日本語能力試験の結果を基に,現在市販されている教材で見落とされている項目と留学先での生活上で習得され得る文法項目の一つとして取り上げる。
本発表では書き言葉に焦点を当て,既存のコーパス(BCCWJ等)とテキストマイニングツール(KHCoder, IBM他)を活用し,日本語学習者による対訳作文データベースを基に分析し,漢字圏・非漢字圏での語彙ネットワークのずれについて分析する。
本発表では,中国人学習者の討論データを分析し,他者に反対意見を述べる際に相手に共感・理解を示し,相手発話との関連を明示的に示す「他者発言容認の前 置き表現」の使用実態の縦断的変化を明らかにする。
日本語コースでのテスト項目のうち,主観テスト項目に対する学習者の解答傾向を分析する。また,同コースにおける具体的な指導内容,テスト項目作成のプロセス等を提示し,教育の現場で得られたデータを活かす方法について考察する。