系長:角田太作
言語対照研究系は,世界の諸言語と比較することによって日本語の特質を明らかにすることを目標とします。現在,(a)体言締め文と名詞の文法化,(b)主節と従属節の結びつきに関する制限,(c) テンス・アスペクト・ムードの相関,(d) 日本語動詞の意味と統語といった課題について,諸外国語の研究者と共同で研究を始めています。2010年の前半はAndrej Malchukov先生(Max Planck Institute for Evolutionary Anthropology)が,客員教授として滞在して,研究に参加しています。
貿易の世界だけでなく,学問の世界にも輸入と輸出があると思います。言語対照研究系では,日本語の研究から出発して,言語学一般に貢献したい,即ち,日本語の研究から出発して,言語学を海外に輸出したいと思います。
| プロジェクト名 | タイプ | プロジェクトリーダー |
|---|---|---|
| ・形容詞節と体言締め文:名詞の文法化 (略称:「体言締め文」) |
基幹型 | 角田 太作 (研究系長・教授) |
| ・節連接へのモーダル的・発話行為的な制限に関する研究 (略称:「五段階」) |
基幹型 | 角田 太作 (研究系長・教授) |
| ・述語構造の意味範疇の普遍性と多様性 (略称:「述語構造」) |
基幹型 | プラシャント・パルデシ (Prashant Pardeshi) (教授) |
| ・空間移動表現の類型論と日本語:ダイクシスに焦点を当てた 通言語的実験研究 |
領域指定型 | 松本 曜(神戸大学教授) |