国立国語研究所トップ>研究活動>調査研究の成果>日本語の現在>全国調査II>第4章 医療の専門家に期待する言葉遣いの工夫>2 分かりやすく言い換えたり,説明を加えたりしてほしい医療用語
第4章 医療の専門家に期待する言葉遣いの工夫
2 分かりやすく言い換えたり,説明を加えたりしてほしい医療用語
.png)
医師が患者や家族に話すとき,分かりやすく言い換えたり,説明を加えたりしてほしい言葉の種類を聞いた(図4-2-1)。
「喀痰細胞診」「飛沫感染」などの専門用語(57.1%)と,「セカンドオピニオン」「プライマリーケア」などの外来語(56.5%)が,ともに6割弱で上位にある。以下,「CT」「HIV」などのアルファベットの略語(47.3%)が5割弱,「所見をとる」「処方する」などの病院でよく使われる言葉(27.3%)が3割弱の順である。
分かりやすく言い換えたり,説明を加えたりしてほしい言葉として,何らかの言葉をあげる人の合計(84.3%)は8割以上である。「特にない」(11.9%)という人は1割強である。
次に,性別,年齢別,職業別にみていく(表4-2-1)。
性別にみると,差はみられない。
年齢別にみると,「専門用語」をあげる人が20〜49歳の年齢層で6割を超えている。また,「病院でよく使われる言葉」をあげる人は60〜64歳(34.8%)で他の年齢層に比べて多い。
職業別にみると,大きな差はみられない。
表4-2-1 分かりやすく言い換えたり,説明を加えたりしてほしい医療用語
(性別,年齢別,職業別)
.png)
© 国立国語研究所
最終更新日: 2005-06-29 (公開開始日: 2005-06-29)