凡例(各語彙表の見方)ver.1.0 2006.8.11 このCD-ROMには,以下の4種類の語彙表を収録した。  語彙表の種類        ファイル名 1.五十音順語彙表(自立語) goihyo_50_ver.1.0 (.txt/.xls/.pdf) 2.度数順語彙表(自立語) goihyo_frq_ver.1.0 (.txt/.xls/.pdf) 3.五十音順語彙表(付属語) goihyoJ_50_ver.1.0 (.txt/.xls/.pdf) 4.度数順語彙表(付属語) goihyoJ_frq_ver.1.0 (.txt/.xls/.pdf) 1〜4のそれぞれのファイルについて,テキストファイル,エクセルファイル, pdfファイルの3種類を用意した。基本的にその3種類の内容は同じである。 以下,それぞれの表について,各項目を説明する。 ■五十音順語彙表(自立語) 調査対象中に現れたすべての自立語59,222語について,見出しの五十音順に配列 した。各項目の解説は次のとおり。 1.見出し  同じ語の範囲にあると認めた語を,原則として一つの形で代表させて示した が,「アタタカ・アタタカイ」「レル・ラレル」など「・」で併記した見出し がある。  見出しの表記はカタカナで示した。外来音「v」については,「ヴ」を使わ ず,バ行で示した。したがって,「ヴィトン」「ヴィヴァルディ」は,「ビト ン」「ビバルディ」で書き表してある。  見出しは,一般的な読みに基づくようにしたが,雑誌九十種調査との比較の ため,見出しの形を『現代雑誌九十種の用語用字全語彙・表記フロッピー版』 (三省堂,1997)に合わせたものがある。  なお,エクセルのファイルでは,2行目以降に,1字下げで2次見出しを示 した項目がある。これらは,主に動詞,形容詞・形容動詞における派生形を示 したものである。例えば,動詞に「れる・られる」「せる・させる」が付いた 形及び可能動詞の形,形容詞・形容動詞の語幹に「さ」「げ」が付いた形など である。この2次見出しは,以下の「全体度数」「使用率(‰)」「本文度数」 「広告度数」及び雑誌の各ジャンルにおける内訳の項目でも使われる。  これを利用して,例えば,次のような事実を読み取ることができる。  「アイスル」の見出しの2次見出しとして,「アイサレル」「アイセル」が あるが,それぞれ使用度数は,19回,2回であること,「アイサレル」の19回は, 本文に13回,広告に6回現れていること。「アイサレル」の19回のうち,13回が 「女性・服飾」のジャンルの雑誌に現れていること。  なお,テキストファイルでは,2次見出し同士を「★」で区切った。 2.語種  語種については,次の7種類を立てた。( )内は,本表における略号である。   和語(和),漢語(漢),外来語(来),混種語(混),人・姓,人・名,地  外来語の中には,いわゆる外国語も含まれている。多くは,英語であり,広告 や引用等の外国語文脈で使用されたものであるが,これらを厳密に区別すること が難しかったため,すべて外来語として扱った。  人名,地名は,語種ではないが,語種の認定を行わないため,便宜上このカテ ゴリーに入れてある。人名のうち,姓か名か決めがたいものは,「人」とだけ表 記した。また,「ナベサダ」(渡辺貞夫の略)のような姓と名が略されて1単位 となっているものは,「人・姓名」とした。  なお,語種の判定は,原則として新潮社『新潮現代国語辞典』第2版(以下, 『新潮』と略す)に依った。 3.品詞  品詞の認定も『新潮』を参考にしているが,同辞書の見出しの立て方と本表で の見出しの立て方が異なる場合などについては,独自に品詞を与えたものがある。  外来語で『新潮現代国語辞典』第2版に見出しがないものは,三省堂『コンサ イスカタカナ語辞典』第3版を参照して品詞を決めた。上記2つの辞書にない場 合は,研究者『リーダーズ英和辞典第2版』『リーダーズ・プラス』を参考にし た(検索は,ロゴヴィスタ社の電子辞典を利用した)  上記英和辞典の品詞を国語辞典の品詞と併記した場合は,両者を「/」で区切 って示した。  例) グッド   感・造/形・名  参照した辞書にない品詞を追加した場合,▲を付した。  例) 祝     名▲・造     ※祝日の略としての「祝」を名詞と考え,「名」を追加した。 4.表記〔注記〕  見出しが通常表記される形を示した。必ずしも実際に出現した形とは限らない。 〔 〕内は,意味の理解のために添えた注記である。同音語を区別するための意 味の手掛かり,使用文脈や略語の元の形などを挙げた。なお,和語の動詞や名詞 で意味の幅を示したい場合は,表記を平仮名にして,〔 〕内に漢字を示した。 例えば,「かえる〔変,換,代,替〕」「なく〔泣,鳴〕」など。 5.区別  見出しの同定は,「代表形」「語種」「区別」の3つで行った。代表形と語種 で区別が付かない場合は,この欄に適宜情報を与えることで見出しの同定を行っ た。 6.全体度数  出現頻度を示す。2次見出しの頻度を挙げていないので,エクセルでソートす る場合は,この欄が適している。 7.全体度数(内訳)  出現頻度を示す。2次見出しの頻度もそれぞれ掲げている。エクセルでのソー トには適さない。 8.使用率(‰)  上記全体度数が,自立語全体にしめる割合を千分率で示した。小数点以下5け た目を四捨五入している。 9.出現雑誌数  「見出し」の語が70誌のうち何種類に現れたかを示す。1種類の雑誌に1回でも 出現すれば1と数えた。したがって,1から70までの数字をとる。 「:」以下の部分は,本文及び広告に限った場合の出現雑誌数である。 例えば,「アーティスト」の項に「12:11/3」とあれば,全体で12種類の雑誌に現 れ,かつ,本文だけを見た場合,11種類,広告だけを見た場合,3種類の雑誌に現 れたことを示す。 10.本文度数,広告度数  「見出し」の語が本文及び広告に現れた回数を示す。出現が無かった場合は, 「‐」で示した。「本文度数」と「広告度数」の数を足すと,5の「全体度数」 になる。 11.「総合・文芸」「女性・服飾」「実用」「趣味・娯楽」「芸術・科学」  調査対象となった雑誌70誌を上記5つのジャンルに分類した場合の,それぞれ のジャンルにおける出現度数を示す。( )内は,それぞれのジャンルの延べ 語数に対する千分率である。各ジャンルに分類された雑誌の一覧は,tyosagaiyo (調査概要)のファイルを参照のこと。 12.出現形の内訳  「見出し」の語が,実際に使用された実例を示す。各例は,半角のスラッシュ (/)で区切り,文字列のJISコード順に配列した。また,それぞれの例には( ) を付して使用回数を示した。なお,この欄で用いている特殊符号の意味は次のと おり。  { }…文字の上では現れないが,語として読みを与えた場合,慣習的に補って      読むべきもの。例えば,分数を表す1/3における「分(ぶん)」など。  [ ]…出現形における1つのまとまりを複数の見出しに分割しているもの。例え      ば,[本・支店]は,「本店」「支店」の2つの見出しを立てたが,実際に      出現した形は,「本・支店」である。「なきゃ」等の融合形を分割した      場合もこの記法で示した。   ▼ …原文が誤植であったことを示す。  この欄で「〓」で示した文字は,JIS第二水準までで対応できなかった文字で ある。 ■度数順語彙表(自立語)  調査対象中に出現したすべての自立語59,222語(順位は30,357位まで)につい て,出現度数の高い順に配列した。各項目の解説は五十音順語彙表(自立語)の ものを参照せられたい。順位は,同じ出現頻度のものが複数続く場合は,その個 数分だけ順位を欠番にしている。したがって,2位の語が3個あれば,次は5位とな る。 ■五十音順語彙表(付属語)  調査対象中に出現したすべての助詞・助動詞175語について,和語系のものと 外来語系のものを分けてそれぞれ見出しの五十音に配列した。なお,ここで言う 付属語には,助詞・助動詞のほかに,英語やフランス語の冠詞,前置詞を含む。 ■度数順語彙表(付属語) 調査対象中に出現したすべての助詞・助動詞175語(順位は136位まで)について, 出現度数の高い順に配列した。各項目の解説は五十音順語彙表(自立語)を参照 せられたい。 以上。