複文構文の意味の研究

略称複文構文
プロジェクトリーダー益岡隆志
(神戸市外国語大学外国語学部教授・理論構造研究系客員教授)
研究分野日本語学
キーワード文法,意味

概要

複文の研究は単文の研究と談話テクストの研究をつなぐ重要な位置にあるが,日本語研究の現状においては,単文研究に比べ複文研究の進展は十分なものとは言いがたい。日本語の複文研究は個別的な研究に偏りがちな傾向にあり,複文全体を視野に入れた研究モデルや研究アプローチに乏しい。本共同研究の目的は,単文研究に比べより多くの課題が残されている複文研究の推進に資することである。

本共同研究では,具体的な形(構造)を有する構文とその意味の結びつきを考察することにより複文研究を進めていきたい。複文構文は連用複文構文と連体複文構文に大別できるが,本研究では,これら2種の複文構文を共に視野に入れ,複文構文の意味を総合的・包括的に考察することを目指す。また,その考察にあたっては,近年大きな進展を見せている対照言語学・言語類型論やコーパス言語学の観点・手法を重視する。

共同研究者(所属)

大島資生(首都大学東京),橋本修(筑波大学),堀江薫(名古屋大学),前田直子(学習院大学),丸山岳彦(国立国語研究所)

研究目的

日本語の複文の研究は単文の研究に比べ個別的な研究に偏りがちな傾向にあり,その進展は十分なものとは言いがたい。その現状を改善すべく,本研究では,日本語の複文研究に携わっている研究者の共同研究により,複文の総合的・包括的研究を行う。

本共同研究は,様々な研究者・研究をつなぐ「交流・対話の場」とし,個別的なテーマに絞り込むのではなく,包括的なテーマを設定し,多様な研究の方向へ発展させることを目指す。

研究計画・方法

本年度は,研究発表会(基本的に公開とする)を4回行う予定である(2011年5月・9月・12月・2012年2月に実施予定)。これらの研究発表会は,東京・関西・名古屋などで実施し(そのうちの1回は公開シンポジウムとして実施する予定),各地の研究者を発表者として招聘するなど,研究者の交流を図りたい。

複文に関する研究文献リスト

共同研究発表会

開催日時 開催場所 開催案内 開催概要
平成24年5月13日(13:00-17:00) 学習院大学 目白キャンパス
平成23年12月17日(13:00-17:20)
平成23年12月18日(10:30-16:00)
大学共同利用施設「ユニティ」
平成23年9月11日(13:00-16:30) 名古屋大学
平成23年5月7日(13:30-17:00) 国立国語研究所
平成23年2月19日(13:30-17:00) 大学共同利用施設「ユニティ」