このプロジェクトは平成25年10月で終了しました。今後の更新予定はありません。

日本語文法の歴史的研究

略称文法史
プロジェクトリーダー青木 博史 (あおき ひろふみ)
国立国語研究所 客員准教授 / 九州大学大学院 准教授
研究分野日本語学
キーワード日本語史,文法

概要

本プロジェクトは,古典文献に基づいた実証的な方法論に加え,現代語の理論研究や方言データも視野に入れ,幅広い視点から日本語文法の歴史的研究を行うものである。メンバーには,古代語,中世語,近代語,現代語それぞれを専門とする第一級の研究者を揃え,各時代語を中心としながら多様な観点からの分析を提示する。一時代における共時的な観察・記述にとどまることなく,現代 (方言も含む) までを視座に収めながら歴史変化をダイナミックに描くことを目的とする。

扱うテーマは,助詞・助動詞,副詞,接続詞などの品詞論に基づくものから,ヴォイス,アスペクト・テンス,モダリティといった述語論に関わるもの,さらに,格,とりたて,ダイクシス,名詞句など多岐に亘る。どのような記述が歴史変化を「説明」するものとして必要十分であるか,という点に自覚的に取り組んでいく。定期的に公開の研究会を行いながら議論を深め,研究成果については論文集の形にまとめて出版する。