「生活のための日本語」に関する調査研究

研究成果に『「生活のための日本語:全国調査」結果報告<速報版>』の中国語版,韓国語版,英語版を掲載しました(更新:2009.08.31)

『「生活のための日本語:全国調査」結果報告<速報版>』の翻訳版に掲載しているウェブサイトのアドレスを修正しました。(更新:2009.09.03)

日本社会の一員として地域社会に根付き,職場や学校等で活躍するために,外国人が必要とする日本語能力とは何でしょうか。これを明らかにすることは,今後さらなる増加が予測される外国人と日本人とが共に社会を作っていくための優先課題の一つです。
本調査研究は,日本で生活するために必要な日本語能力を明らかにし,その結果を日本語教育関係者及び学習者に利用しやすい形で提供することをめざします。
この目標達成のために,1)日本人及び2)在住外国人(日本語を母語としない人)を対象に次の調査を行います。

・各種生活場面における日本人及び在住外国人の言語使用の実態調査
・在住外国人の日本語使用に関する,日本人及び外国人双方の視点に立ったニーズ調査

1.日本人に対する調査

<調査方法・調査規模>

・質問票調査(選択式,一部自由記述)
・目標回答者数2,000名
・住民台帳を元にランダムサンプリングを行い,調査会社が配布・回収を行う

<調査内容>

以下のような観点から,「接触場面」と「学習ニーズ」について調べます。

・社会生活の中のどのような場面において,外国人と実際に接触する機会があるか
・自分が接触する外国人の日本語使用に問題を感じることがあるとすれば,それはどのような場面においてか
・外国人と接触する上で,日本語のコミュニケーション上の問題に遭遇したことがあれば,それをどのように解決したか

<これまでの経過と今後の予定>

2008年10月
各市区町村に住民台帳の閲覧申請
2008年11月
質問票発送
2008年12月
質問票の回収と集計
2009年1〜2月
分析
2009年3月
調査結果(速報版)公表
2009年4月以降
報告書作成

2. 在住外国人に対する調査

<調査方法・調査規模>

・質問票調査(選択式)
・全国20地域*,各地目標回答者数50名,全目標回答者数1,000名

*地域
北海道(札幌),岩手,山形,千葉,東京(新宿),新潟,長野,富山,石川(金沢),静岡(浜松),愛知(蟹江),京都,大阪,広島,島根,徳島,高知,佐賀,鹿児島,沖縄

<調査内容>

以下のような観点から,「日本語の使用実態」と「学習ニーズ」について調べます。

・社会生活のどのような場面において,日本語に触れ,日本語を使用しているか
・自分の日本語使用に問題を感じることがあるとすれば,それはどのような場面においてか
・どういった行動を行うための日本語を身につけたいと考えているか

<これまでの経過と今後の予定>

2008年8〜9月
各地域へ調査協力依頼
2008年10月
質問票発送
2008年11月
質問票回収
2008年12月
集計
2009年1〜2月
分析
2009年3月
調査結果(速報版)公表
2009年4月以降
報告書作成

研究成果

『「生活のための日本語:全国調査」結果報告<速報版>』,2009年5月
中国語版 韓国語版 英語版

*訂正のお願い
「1.1 回答者の居住地(質問紙の配布地域)」(p.2)の図において,以下の誤りがありました。

■誤  石川87, 富山56
■正  石川56, 富山87

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翻訳版は訂正済みです。

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