国立国語研究所 日本語学講習会

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内容

みなさんが勉強している日本語の仕組み (文法) はどのようなものでしょうか。この講習会では日本語のいろいろな表現を取り上げ,その背後にひそむ仕組み (文法) を見つけ出す方法を紹介します。この方法を使って,日本語とみなさんの母語を比較して,似ているところや異なるところを一緒に考えてみましょう。

  • 主催 : 国立国語研究所
  • 共催 : 王立プノンペン大学 外国語学部 日本語学科

日程

平成31年3月16日 (土) 9:00~12:00
平成31年3月17日 (日) 9:00~12:00

会場

王立プノンペン大学 外国語学部 日本語学科 (プノンペン,カンボジア)
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プログラム

平成31年3月16日 (土)

9:00~10:30「世界の言語と日本語」 プラシャント・パルデシ

全世界で使われている自然言語の数は6千とも8千とも言われています。この講義では,自然言語の一つである日本語の特徴を他の言語と比較しながら紹介します。

10:30~12:00「食べる,食べた,食べている,食べていた : 日本語テンスとアスペクトについて」 桐生 和幸

この講習では,日本語のテンス・アスペクト形式および関連表現についての理解を深めることを目的とします。日本語学や一般言語学で扱われている観点から日本語のテンス・アスペクトの体系を整理し,1) テンス・アスペクトとは,2) 主節および従属節におけるル形・タ形の特徴と違い,3) 動詞の種類とアスペクト,4) テイル形の意味機能と理解の仕方,などを扱います。講義は,参加者と双方向に意見交換しながらクメール語とも対照し進めます。

平成31年3月17日 (日)

9:00~10:30「Aが座って,Bを書いて,CにBを送った : 動詞の分類について」 プラシャント・パルデシ

この講義では「述語 (predicate) 」として使用される「動詞 (verb) 」の様々な分類方法を紹介します。講義は参加者と双方向に意見交換しながら日本語とクメール語を対照し,進めます。

10:30~12:00「書いた,書かれた,書かせた : 日本語のヴォイスについて」 桐生 和幸

この講義は,能動態,受動態,使役態といった日本語の文法的なヴォイス形式について,その体系について理解を深めることを目的とします。また,パルデシ先生の自他に関する講義を前提に,やりもらい動詞や「捕まえる」「捕まる」などの語彙的なヴォイスとの関連についても扱います。本講義でも参加者と双方向に意見交換しながらカンボジア語とも対照し講義を進めます。

講師

Prashant PARDESHI
国立国語研究所 教授 (理論・対照研究領域)
神戸大学人文学研究科 講師,国立国語研究所言語対照研究系教授などを経て現職。専門は言語類型論・対照研究。
桐生 和幸
美作大学 教授 (副学長)
京都外国語大学,神戸大学を経て現職。専門は言語学,対照言語学,ネパールの言語の記述研究。

受講対象

N2レベル以上の日本語学習者および日本語教師を対象としています。

受講料

無料

定員

25名 (予定)

申し込み方法

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お問い合わせ先

E-mail : ninjal-events[at]ninjal.ac.jp[at]を@に変えてください。
Tel. : +81-42-540-4334