国立国語研究所 日本語学講習会

内容

国立国語研究所日本語学講習会
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みなさんが勉強している日本語の仕組み (文法) はどのようなものでしょうか。この講習会では日本語のいろいろな表現を取り上げ,その背後にひそむ仕組み (文法) を見つけ出す方法を紹介します。この方法を使って日本語と皆さんの母語を比較して,似ているところや異なるところを一緒に考えてみましょう。

  • 主催 : 国立国語研究所
  • 共催 : マンダレー外国語大学
    国際交流基金

日時

2020年2月12日 (水) 10:00~17:30

会場

マンダレー外国語大学 Thiri Yadanarホール

62 Street, Between 22×23Street, Aung MyaeTar San Township, Mandalay, Myanmar

プログラム

9:30~10:00受付

10:00~11:30「日本語の文はどのような成分でできているか : 文の基本的な構造」 野田 尚史

日本語の文はどのような成分がどのような順序で並んでできているかを解説します。どうしてそのような順序になっているのか,他の言語とはどう違うのかについても考えます。

11:45~13:15「「は」と「が」と「も」はどう違うか : 主題ととりたて」 野田 尚史

「私は田中です」と「私が田中です」のような助詞「は」と「が」の違いについて解説します。また,「パンも食べました」の「も」や「パンだけ食べました」の「だけ」のような助詞の使い方についても解説します。

13:15~14:15 休憩

14:15~15:45「言語類型論・対照研究の知見を援用した日本語教育に向けて」 プラシャント・パルデシ

日本語は世界で広く研究されている言語であり,日本語に特有であると言える文法的特徴も数多く有している。また,日本語は,多くの国で人気のある外国語でもあり,様々な言語学的背景を持つ学生が日本語を勉強したり研究したりしています。この講演では,日本語の特徴ともいえる,①温度表現 (「寒い」対「冷たい」),②名詞修飾表現 (「子供が見ている写真」対「子供が泳いでいる写真」) および③受動表現 (「直接受け身」対「間接受け身」) を取り上げ,その効果的な学習または教育に役立つと思われる言語類型論・対照研究の知見を紹介します。

16:00~17:30「日本語学習に役立つウェブ教材」 プラシャント・パルデシ

語 (words) は語彙的な意味を持つ「内容語」 (名詞,形容詞,動詞など) と文法的な意味を持つ「機能語」 (助詞,接続詞など) に分けられます。「内容語」では特に,1つの語にたくさんの意味がある「基本動詞」 (多義動詞) の習得が重要です。また,「機能語」ではいくつかの語が組み合わさって特別な意味になる「文型」 (「~たことがある」「~にもかかわらず」など) の習得が重要です。この講演では,「基本動詞」と「文型」の学習に役立つウェブ教材を紹介します。

講師

  • 野田 尚史
    国立国語研究所 教授 (日本語教育研究領域)
    専門 : 文法を中心とする日本語学・日本語教育学

定員

90名 (予定)

受講料

無料

受講対象

大学学部生 (N2以上 or N1以上),大学院生,日本語教師,日本語研究者を対象としています。

参加申込

こちらからお申し込みください。
申込期限 : 2020年2月5日 (水)

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国立国語研究所 研究推進課
E-mail : ninjal-events[at]ninjal.ac.jp[at]を@に置き換えてください。