| 略称 | : | 語彙と文章構造 |
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| プロジェクトリーダー | : | 山崎 誠(やまざき まこと) (国立国語研究所 言語資源研究系 准教授) |
| 研究分野 | : | 日本語学 |
| キーワード | : | 語彙,文章構造,結束性,レジスター |
従来の語彙研究は,集合論的定義に基づいた静的な存在として語彙をとらえてきた。例えば,ある調査対象について頻度表を作成したり,語種や品詞の構成比を求めたりすること等である。これらはテキストにおける時間軸(語彙の系列)という概念を用いない分析であった。
しかし,語彙を構成する個々の語は,それぞれの文脈において使用されているのであるから,使用実態そのものを対象とした動的な語彙論が考えられる。すなわち,テキストにおける語彙の時系列的分布に基づく語彙論である。
本研究では,その一例としてテキストの産出過程とともに形成される動的な語彙を文章構造との観点から定量的に分析する。利用するデータは,コーパス開発センターで構築が進められている『現代日本語書き言葉均衡コーパス』に収録されている,ひとまとまりの完結したテキスト及び学術論文等である。これらを用いて,語彙の分布の可視的な記述方法の開発,語の使用頻度と出現状況との関係,とくに文章構造と語(内容語,機能語)の出現状況との関係を語彙的結束性の現れという観点から探る。また,当該テキストの持つ特性(表現意図,ジャンル,文体等)との相関を調査・分析し,語彙に内包された文章構成機能を明らかにする。
金明哲(同志社大学),馬場俊臣(北海道教育大学),江田すみれ(日本女子大学),村田年(慶應義塾大学),高崎みどり(お茶の水女子大学),馬場康維(統計数理研究所),大塚みさ(実践女子短期大学),清水まさ子(国際交流基金)
本研究は,コーパス開発センターで構築が進められている『現代日本語書き言葉均衡コーパス』に収録されているひとまとまりの完結したテキスト(複数)等を対象にして,語(内容語及び機能語)の出現状況と時間軸に沿って展開される文章の流れとを有機的に関連付けて動的に捉える観点を提案し,計量語彙論に基づく定量的手法と,語の出現状況及び文章構造・文章展開のモデル化とを通してより実証的な文章論を開拓するものである。
語彙調査に代表される従来の計量語彙論は,断片的なテキストの集合を扱っていたため,文脈から切り離された分析が中心であった。そのため,文章展開や文章構造など,まとまりのある文章が持つ特徴との関係を把握することが出来なかった。本研究では,テキストにおける語彙の量的構造と文章構造及び当該テキストの持つ特性(表現意図,ジャンル,文体等)との相関を調査・分析し,語彙に内包された文章構成機能を明らかにする。
山崎,大塚は内容語について,江田,清水,馬場(俊)は機能語について,それぞれ文章構成機能と関連づけた分析を行う。高崎は,両者の中間的存在である談話構成語とレジスターとの関係を中心とした分析を行う。金,馬場(康)は,語彙の分布の統計的表現方法について検討を行う。
内容語の分析と機能語の分析を総合し,文章中の全語彙の文章展開や文章構造とのかかわりを明らかにする。
| 開催日時 | 開催場所 | 開催案内 | 開催概要 |
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| 平成23年9月24日 (10:00-12:00) |
北海道教育大学札幌駅前サテライト | > | > |
| 平成23年6月26日(14:00-17:00) | 国立国語研究所 | > | > |
| 平成23年3月6日(14:00-17:00) | 国立国語研究所 | > | > |
| 平成22年12月5日(14:00-17:00) | 日本女子大・目白キャンパス | > | > |
| 平成22年8月23日(15:00-18:00) | 同志社大学文化情報学部 | > | > |
| 平成22年 2月15日(14:00-17:00) | 国立国語研究所 | > | > |