公募要項「8 申請方法・期限 (2)申請書類(PDF形式,MS Word形式)②研究リーダー(申請者)略歴・研究業績表(PDF形式,MS Word形式)に研究業績表の様式が掲載されておりませんでした。
以上,ご迷惑をおかけし申し訳ございませんが,よろしくお願いいたします。
国立国語研究所は,1948年(昭和23年)に創設され,独立行政法人を経て,平成21年10月から大学共同利用機関法人人間文化研究機構の一機関となりました。新しい国立国語研究所は,これまでの研究の蓄積を踏まえ,日本語学・言語学・日本語教育研究の中核拠点として,国内外の大学・研究機関,研究者との共同研究を推進することにより,この分野の理論的・実証的研究の強化・展開を図っています。現在,既に国内外から多数の研究者が参画する共同研究を実施していますが,研究の更なる推進と他の学問分野との学際的・融合的な研究を開拓するために,研究所外部(国内)から新たな共同研究の提案を募り,公募型共同研究プロジェクト(以下,「共同研究」)を実施します。
当研究所が平成21年10月から実施している基幹型共同研究プロジェクトに関連した研究や当研究所が保有する研究資料を活用した研究を共同研究として実施します。本年度は,以下に掲げる研究領域一覧の中から一つを選び,具体的な研究課題を設定して応募してください。
| 領域 番号 |
研究領域名 | 研究領域概要 |
|---|---|---|
| 1 | 国立国語研究所保有データの高度学術利用 -敬語,敬語意識の研究- | 国立国語研究所は愛知県岡崎市で半世紀にわたって敬語と敬語意識の調査を実施し,大量のデータを蓄積・保有している。その資料を分析し,敬語と敬語意識の経年変化などを明らかにするための理論的,実証的研究。 |
| 2 | 言語獲得(L1)と日本語文法 | 日本語母語話者の文法獲得に関する実証的,理論的研究。脳科学や日本語教育研究(L2研究)も視野に入れた研究が望ましい。 |
| 3 | 日本語文法の歴史的研究 | 古典文献だけでなく,現代語の文法理論や現代方言も視野に入れた,幅広い視点に立つ日本語文法の歴史的研究。 |
| 4 | 日本語を中心とする,談話構造の 通言語的研究 | 従来の研究が提案した理論(例えば,theme vs. rheme, old/given vs. new, topic vs. comment, topic continuity, foreground vs. background, preferred argument structure)とは違う,新しい理論的枠組みを提案する研究。 |
| 5 | 移動および移動に関連する表現の通言語的研究 | 現代の言語類型論において主要な研究テーマの1つである「移動および移動に関連する表現」を,日本語を中心に世界の諸言語と比較・分析し,言語と認知の関係を明らかにする研究。 |
| 6 | 書き言葉コーパスの教育分野での応用研究 | 「現代日本語書き言葉均衡コーパス」(BCCWJ)その他のコーパスを小中高の国語教育もしくは日本語教育で利用するための研究。具体的な教材開発と実践を通じて言語教育におけるコーパス利用法を開拓する研究が望ましい。 |
| 7 | 話し言葉のアノテーションに関わる基礎研究 | 韻律特徴,パラ言語情報,非言語情報など,話し言葉固有の情報を話し言葉コーパスのアノテーションに反映させるための基礎研究。 |
研究組織は,研究リーダー,共同研究者,研究協力者で構成され,研究リーダーが,本公募型共同研究の申請者となります。研究リーダー等の資格・役割は以下のとおりです。
原則として,日本国内の大学(国公私立大学)又は大学共同利用機関,その他の研究機関(以下,「大学等」)に所属する専任研究者(教授,准教授等)とします(ただし,これらの者と同等の研究能力があると当研究所が認めた者を含みます)。研究リーダーは,本共同研究の申請者となり,研究計画の立案,研究会主催他の研究活動運営,研究成果の取りまとめを行います。
注:当研究所以外の人間文化研究機構内の大学共同利用機関に専任研究者として所属する者及び当研究所の研究者(専任研究教育職員,客員教員,研究員,プロジェクト研究員,プロジェクト特別研究員,プロジェクト奨励研究員,プロジェクト非常勤研究員)は研究リーダーにはなれません。
国内外の大学・研究機関に所属する研究者(常勤・非常勤は問わない)で研究代表者とともに共同研究遂行の責任を持つ者です。大学院博士課程修了者(ポスドク),博士後期課程学生は大学・研究機関に在職・在籍していれば共同研究者として参画可能です。ただし,修士課程(博士前期課程)の大学院学生は含みません。
研究代表者,共同研究者以外で共同研究実施の協力を行う 者です。
注1:共同研究組織は複数の大学・研究機関の研究者で構成されることが必要です。
注2:採択された場合には,当研究所の研究者がコーディネーターとして参画します。
※研究組織のメンバーとして,若手研究者,女性研究者の参画を奨励します。
共同研究は平成22年度内に開始し,研究準備期間を含めて最長3年間とします。
注:平成22年度内の共同研究開始時から平成23年3月までは研究準備期間とし,研究終了時から終了予定年度の3月までは研究成果取りまとめ期間とします。但し,共同研究活動の状況,当研究所の予算状況等により研究期間が短縮される場合があります。
例(平成22年11月開始の3年間の共同研究の場合):平成22年11月から平成23年3月までは研究準備期間,平成23年4月から平成25年10月までは研究期間,平成25年11月から平成26年3月までは,研究成果の取りまとめ期間となります。
(1)年間予算は,100~200万円(旅費,消耗品等)を目安とします。
但し,初年度(平成22年度)は,半額(50~100万円)が上限です。
(2)研究経費は,基本的には当研究所が管理します。但し,平成23年4月以降,研究リーダーが,所属する大学等において研究経費の一部を執行することが研究活動を実施する上で必要不可欠と判断される場合には,当該所属機関と当研究所との間で委託事業契約を締結して当該所属機関に経費配分することができます。この場合に,当研究所内会議の審議を経た上で委託事業契約を締結することとします。
当研究所の学術推進企画会議が書類審査,必要に応じてヒアリングを行い,同会議の議を経て,当研究所所長が決定します。
① 「研究目的」,「研究計画・方法」,「期待される成果」の面で妥当性,必要性,緊急性, 新規性がある提案かどうか。
② 研究終了後も当該研究成果を生かして,当研究所研究者との共同研究を含む研究継続により更なる学術上の発展が期待できるかどうか。あるいは具体的な社会還元が期待されるかどうか。
③ 研究代表者が,共同研究を実施するために必要な研究実績と共同研究運営の実績を有しているか。また,共同研究に参画する共同研究者,研究協力者等の役割分担が明確であり,卓越した共同研究チームとして活動できるかどうか。
平成22年8月31日:応募締め切り
平成22年9月~10月:審査
平成22年11月:採択課題決定
研究リーダーは,毎年度,最低1回は研究発表会を当研究所で開催し,最終年度は研究評価を兼ねた研究報告会を開催していただきます。また,各年度末に共同研究報告書(報告書様式1),研究終了後に共同研究実績報告書(報告書様式2)を提出していただくとともに,研究期間中又は研究終了後に当研究所の刊行物(「国語研プロジェクトレビュー」等)に研究成果に関する記事の掲載をお願いする場合があります。
共同研究の成果は専門誌・学術誌への投稿や研究書の刊行等に繋がることを期待しますが,研究成果を公開・刊行・発表する場合には,当研究所の実施する共同研究の成果であることを明示するとともに,当該論文(集),刊行物,会議報告書等を当研究所管理部研究推進課に2部送付していただきます。
所定の申請書類を当研究所ホームページよりダウンロードし,応募者(研究リーダー)が申請書を下記に送付して下さい。なお,申請書の提出に際しては,研究リーダーが所属する機関の長(部局長でも可)の内諾を取るとともに,研究組織メンバー本人からの了解を得て提出してください。提出書類は,応募締切日までにメールにて提出するとともに,原本を郵送にて提出してください。なお,応募書類は,原則として返却しません。
① 公募型共同研究プロジェクト申請書
② 研究リーダー(申請者)略歴書・研究業績表 (修正箇所あり)2010.08.10
③ 所属機関承諾書
平成22年8月31日(火)
住所:
〒190-8561 東京都立川市緑町10-2
人間文化研究機構 国立国語研究所 管理部研究推進課
Tel: 042-540-4300
Fax: 042-540-4334
電子メール:kenkyu-shien@ninjal.ac.jp