2022年度 NINJAL日本語教師セミナー (海外)
「『BTSJ 1000人日本語自然会話コーパス』と NCRB (Natural Conversation Resource Bank) の開発の趣旨と日本語教育における活用法」
- 開催期日
- 2023年3月4日 (土) 13:00~17:00
- 開催場所
- 中国文化大学 大新館 311教室 (台湾 台北市延平南路127號)
- 主催
- 国立国語研究所
- 共催
- 台湾日本語文学会
- 中国文化大学
- 日本台湾交流協会 台北事務所
- 参加申し込み
- 受付は終了しました。お申し込みありがとうございました。
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- 受講料
- 無料
- 定員
- 50名 (先着順)
- キーワード
- 講習会、NINJAL日本語教師セミナー、日本語教育、会話・談話、自然会話コーパス、語用論、言語資源
「NINJAL日本語教師セミナー」とは
平成28年度から国立国語研究所が実施する、日本語教育水準向上のための日本語教師を対象とするセミナーで、国内と海外で毎年1回ずつ実施します。
令和4年度の海外では、台湾において、下記の内容で開催いたします。
内容
本講演では、語用論的分析に適したコーパスである「BTSJ 1000人日本語自然会話コーパス」と、それも格納した共同構築型多機能データベースで、教材作成支援機能も持つ「NCRB (Natural Conversation Resource Bank) 」の開発の趣旨と特徴、その日本語教育における活用方法について紹介します。そしてこれらのツールが、日本語教育における会話教育・コミュニケーション教育にいかに生かせるかについて考えます。NCRB については、できれば、参加者の皆さんに PC をご持参いただき、体験していただければと考えています。(事前のユーザー登録が望ましい)
プログラム
- 13:00~13:05
- 開会のご挨拶 (国立国語研究所、台湾日本語文学会)
- 13:05~13:10
- 趣旨説明
- 宇佐美 まゆみ (国立国語研究所)
- 13:10~14:40
- 講義1 「『BTSJ 1000人日本語自然会話コーパス』開発の趣旨と活用法」
- 14:40~14:50
- 休憩
- 14:50~16:20
- 講義2 「NCRB (Natural Conversation Resource Bank) 開発の趣旨と活用法 ―自然会話を素材とする教材の意義―」
- 16:20~16:30
- 休憩
- 16:30~16:50
- 質疑応答、各自の PC で NCRB の教材を体験
- 16:50~16:55
- まとめ
- 16:55~17:00
- 閉会のご挨拶
講師
- 宇佐美 まゆみ 国立国語研究所 教授
国立国語研究所教授、東京外国語大学名誉教授、ハーバード大学教育学博士
専門は、言語社会心理学、日本語教育学 (コミュニケーション教育)
主な著書に、『言葉は社会を変えられる』 (編著、1997)、『自然会話分析への語用論的アプローチ ―BTSJ コーパスを利用して―』ひつじ書房 (2020a)、『日本語の自然会話分析 ―BTSJ コーパスから見たコミュニケーションの解明―』くろしお出版 (2020b)、「談話のポライトネス ―ポライトネスの談話理論構想―」『談話のポライトネス』国立国語研究所 (2001)、『新・はじめての日本語教育1 日本語教育の基礎知識』 (共著、2004)、「心理学 ―学ぶということのメカニズム」 (『増補改訂版 新・はじめての日本語教育1 日本語教育の基礎知識』) (共著、2016) などがある。
お問い合わせ先
国立国語研究所 管理部 研究推進課
E-mail : ninjal-events[at]ninjal.ac.jpメールアドレスの[at]を@に置き換えてください。