沿革・歴史
国立国語研究所は、国語に関する総合的研究機関として、1948年に誕生しました。
2009年10月には大学共同利用機関法人人間文化研究機構国立国語研究所となり、さらに活発な活動を展開しています。
写真で見る国立国語研究所の歴史もあわせてご覧ください。
歴代所長
初代 | 西尾 実 | 1949年1月31日~1960年1月22日 |
2代 | 岩淵 悦太郎 | 1960年1月22日~1976年1月16日 |
3代 | 林 大 | 1976年1月16日~1982年4月1日 |
4代 | 野元 菊雄 | 1982年4月1日~1990年3月31日 |
5代 | 水谷 修 | 1990年4月1日~1998年3月31日 |
6代 | 甲斐 睦朗 | 1998年4月1日~2005年3月31日 |
7代 | 杉戸 清樹 | 2005年4月1日~2009年9月30日 |
8代 | 影山 太郎 | 2009年10月1日~2017年9月30日 |
9代 | 田窪 行則 | 2017年10月1日~2023年3月31日 |
10代 | 前川 喜久雄 | 2023年4月1日~ |
名誉教授 (称号授与年)
2024.4.1 現在
角田 太作 | 2012年 |
ジョン・ホイットマン | 2015年 |
迫田 久美子 | 2016年 |
ティモシー・バンス | 2017年 |
影山 太郎 | 2017年 |
相澤 正夫 | 2019年 |
木部 暢子 | 2021年 |
野田 尚史 | 2021年 |
窪薗 晴夫 | 2022年 |
前川 喜久雄 | 2022年 |
田窪 行則 | 2023年 |
山崎 誠 | 2023年 |
横山 詔一 | 2024年 |
沿革 (略年表)
1948年12月 | 12月20日、国立国語研究所設置法公布施行 (昭和23年法律第254号) 研究所庁舎として聖徳記念絵画館の一部を借用 総務課及び2研究部をもって発足 |
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1949年12月 | 庶務部及び2研究部に改編 |
1954年10月 | 千代田区神田一ツ橋1丁目1番地の一橋大学所有の建物を借用し、移転 |
1955年10月 | 国立国語研究所組織規程改正 3研究部に改編 |
1958年 4月 | 4研究部に改編 |
1962年 4月 | 北区西が丘3丁目9番14号 (旧北区稲付西山町) に移転 |
1968年 6月 | 文化庁設置とともに、国立国語研究所は文化庁附属機関となる |
1974年 4月 | 国立国語研究所組織規程全部改正 庶務部、5研究部及び日本語教育部に改編 |
1976年10月 | 日本語教育部を日本語教育センターに改編 |
1981年 4月 | 日本語教育センターに日本語教育指導普及部設置 |
1983年12月 | 国家行政組織法の一部を改正する法律の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律 (昭和58年法律第78号) により国立国語研究所設置法は廃止 |
1984年 7月 | 文部省組織令の全部改正 (昭和59年政令第227号) 国立国語研究所組織令施行 (昭和59年政令第228号) |
1988年10月 | 国語辞典編集室新設 |
1989年 4月 | 情報資料研究部の設置及び2研究部の室の改編 |
1999年12月 | 独立行政法人国立国語研究所法公布 (平成11年法律第171号) |
2001年 4月 | 独立行政法人国立国語研究所発足 管理部及び3研究部門 (研究開発部門・日本語教育部門・情報資料部門) |
2001年10月 | 政策研究大学院大学、国際交流基金日本語国際センターとの連携による大学院教育開始 |
2002年10月 | 北京日本学研究センター (中国) と学術交流合意書締結 |
2003年10月 | 国立国語研究院 (韓国、現・国立国語院) と学術交流合意書締結 |
2005年 1月 | 華東師範大学 (中国) と学術交流合意書締結 |
2005年 2月 | 立川市緑町10番地2号に移転 |
2005年 4月 | 一橋大学との連携による大学院教育開始 |
2006年 4月 | 日本語教育部門を日本語教育基盤情報センターに改編 |
2009年 3月 | 独立行政法人に係る改革を推進するための文部科学省関係法律の整備等に関する法律成立 |
2009年10月 | 大学共同利用機関法人人間文化研究機構国立国語研究所 発足 管理部及び4研究系・3センター (理論・構造研究系、時空間変異研究系、言語資源研究系、言語対照研究系、研究情報資料センター、コーパス開発センター、日本語教育研究・情報センター) |
2016年4月 | 第3期中期目標・中期計画期間の開始に伴う体制整備 管理部及び研究系 (5研究領域) ・2センター |
2022年4月 | 第4期中期目標・中期計画期間の開始に伴う体制整備 管理部及び研究系・2センター |
マーク
2002年12月、所内公募により、国立国語研究所のマーク (標章) が決まりました。 言語の「言」の文字を使い、しなやかでみずみずしい言葉の「葉」がさわやかな風にそよいでいる様子を図案化したものです。 このマークは、国立国語研究所の印刷物、ホームページ、封筒、レターヘッド、名刺その他さまざまな場所で用いられています。 |