国語研とは

国語研について
国立国語研究所 (国語研、NINJAL) は、東京都⽴川市にある⽇本語に関する研究機関です。1948年に創設されました。
日本語や社会における言語生活を科学的・総合的に研究し、その成果を広く社会に提供することを目的としています。
2009年からは大学共同利用機関法人 人間文化研究機構の設置する「大学共同利用機関」として活動しています。
施設の紹介

国語研への交通アクセスや、施設の写真はこちらをご覧ください。

日本語学、言語学、日本語教育、及び関連分野の文献・資料を収集・所蔵している全国で唯一の日本語に関する専門図書室です。

国語研がこれまでに実施した調査研究で収集・作成した資料を保存しています。
広報メディア
国語研の研究活動

国語研の研究は、学問分野としては日本語学や言語学、日本語教育研究と呼ばれる分野が中心です。
以下のような様々な研究を、国内外の大学や研究機関と共同して実施しています。
- 日本語の語彙や文字・表記
- 日本語の発音や文法の法則
- 日本語の歴史
- 日本各地で使われている方言・言語
- 場面や状況によることばの使われ方
- 他の言語と日本語の違い
- 母語としない人の日本語学習
研究成果の公開

活動の成果は論文や刊行物、研究発表会などの他、データベースやコーパスなどの「言語資源」として公開しています。
研究所が構築・公開する言語資源は、研究者、教師、翻訳者や情報処理技術の開発者など、様々な分野で利用されています。
それらの多くは、どなたでも自由に利用できます。ことばに関する資料としてぜひご活用ください。
社会に広める活動
国語研では、どなたでも気軽に読むことができる記事の配信や、広報誌の公開を行っています。
また、公開講演会や児童・生徒向けのプログラム、研究所の一般公開イベントを開催しています。

「ことば研究館」
ことばに関する疑問や、各種催し物、メディア掲載情報など、日本語・ことば (言語) に関する様々なコンテンツをわかりやすく紹介しています。

『ことばの波止場』
ことばを研究することの面白さ・大切さや、国立国語研究所の活動に関する情報を、専門家でない方にも楽しんでいただける広報誌です。

見学や出前授業を通じて、ことばの面白さを感じ、学問の楽しさやすばらしさを知ってもらえるようなプログラムを実施しています。

オープンハウス / ニホンゴ探検
研究所を一般公開し、小学生から大人まで、ことばの魅力と不思議に触れられるようなイベントを開催しています。