生活者識字2023年度研究集会
「私たちの知らない外国人生活者のたくましく豊かな言語生活 ―よみかき実践を中心に―」
- 開催期日
- 2023年8月26日 (土) 10:00~16:15 (受付開始9:30)
- 開催場所
- 北海道大学学術交流会館 小講堂 交通アクセス
- 主催
- 国立国語研究所 共同研究プロジェクト 「多様な言語資源に基づく日本語非母語話者の言語運用の応用的研究」
・サブプロジェクト「定住外国人のよみかき研究」 - 北海道大学大学院メディア・コミュニケーション研究院
- 国立国語研究所 共同研究プロジェクト 「多様な言語資源に基づく日本語非母語話者の言語運用の応用的研究」
- 参加申し込み
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いただいた個人情報は、個人情報保護ポリシーに則り厳正に取り扱います。- 定員
- 100名 (先着、事前申込制)
- 参加費
- 無料
- お問い合わせ
- シンポジウム事務局
E-mail : tagengo0317[at]gmail.com [at]を@に置き換えてください。 - 関連サイト
- 定住外国人のよみかき研究
https://www2.ninjal.ac.jp/jll/ali/index.html - キーワード
- 研究発表会・シンポジウム、一般向け、現代日本語、日本語教育
開催案内
趣旨:日本語能力が不十分、特に日本語のよみかきに不自由な場合は、情報にアクセスできないため情報弱者、社会的な弱者となると考えられてきました。そのための支援が日本語教育をはじめとする分野で行われています。しかし、近年の新識字研究 (New Literacy Study) の知見によると、よみかき能力が不十分であっても、ネットワークやさまざまな方略を活用し、よみかきできない不便を補うことが明らかになってきました。私たちが知らない外国出身の人々の言語生活を知ることにより、よみかき支援を含む外国人支援の新たな道筋を探ることを目的とします。
プログラム
司会 : パイチャゼ・スヴェトラナ (北海道大学)
- 10:00~10:10
- 開会の辞・趣旨説明
- 福永 由佳 (国立国語研究所)
第一部
- 10:10~12:10 (質疑を含む)
- 講演 : 「在日フィリピン人結婚移民の「日本語」のよみかき戦略 ―代読・代筆を依頼する人間関係」
- 高畑 幸 (静岡県立大学)
- 12:10~13:30 休憩
第二部
- パネルディスカッション : 「生活者のための日本語支援を考える : 日本語運用から生活者のためのホリスティックな日本語支援へ」
- 13:30~13:35 趣旨説明
- 1. 13:40~14:00
- 「外国につながる子どもたちと共に ―私たちの日本語学習支援―」
- 谷 光 (札幌子ども日本語クラブ)
- 2. 14:05~14:25
- 「地域の構成員としての外国人をみつめる茨城での事例紹介 ―日本語支援を中心に県域対象の国際交流協会職員が思うこと」
- 加藤 雅春 (茨城県国際交流協会)
- 3. 14:30~14:50
- 「お隣は外国人 ―カトリック教会に集う人々」
- 西 千津 (カトリック札幌司教区難民移住移動者委員会)
- 4. 14:55~15:15
- 「私の地域日本語教育は何をめざすのか ―人的ネットワーク構築をめざす親子サークル」
- 福村 真紀子 (茨城大学大学院、「多文化ひろば あいあい」主催)
- 15:15~15:30 休憩
- 5. 15:30~16:10
- 全体ディスカッション
- ディスカッサント : 福村 真紀子
- 16:15
- 閉会の挨拶
【ご注意ください】
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