日本語言語科学特別講義 / 第141回NINJALコロキウム
「言語学習のメカニズム ―第二言語習得における記憶の役割―」

開催期日
2024年2月20日 (火) 15:10〜16:40YouTubeで当日の「言語学習のメカニズム―第二言語習得における記憶の役割―」講義動画を公開しています。
開催場所
対面とオンラインのどちらでも参加できる、ハイブリッド形式で開催
  • 国立国語研究所 (東京都立川市緑町10-2) 交通案内
  • オンライン (Web会議サービスの「Zoom」を使用)
講師
小柳 かおる (上智大学 言語教育研究センター教授)
専門領域
言語習得論、日本語教授法
主要業績
  • 小柳かおる・峯布由紀 (2016) 『認知的アプローチから見た第二言語習得 : 日本語の文法習得と教室指導の効果』 (くろしお出版)
  • 小柳かおる・向山陽子 (2018) 『第二言語習得の普遍性と個別性 : 学習メカニズム・個人差から教授法へ』 (くろしお出版)
  • 小柳かおる (2021) 『改訂版 日本語教師のための新しい言語習得概論』 (スリーエーネットワーク)
  • Kaoru Koyanagi (2016). The role of instruction in acquiring Japanese as a second language. In M. Minami (Ed.), Handbook of Japanese applied linguistics (pp.199-222). (NINJAL Handbooks of Japanese language and linguistics series, Vol.10). Mouton de Gruyter.
講演要旨
第二言語習得には、認知心理学的なアプローチで言語学習のメカニズムを明らかにしようという分野の研究があります。それは、すなわち、頭の中の注意や記憶といった心理的特性が、言語学習においてどのように機能しているかを探ることでもあります。本発表では、言語の実践的運用能力を習得のゴールとして捉え、どのような記憶を形成すれば習得につながるかを考えます。そして、そのようなメカニズムにどのように教育的介入をすれば、効率よく習得を促進することができるかについても触れたいと思います。
参加申し込み
受付は終了しました。お申し込みありがとうございました。 いただいた個人情報は、個人情報保護ポリシーに則り、厳正に取り扱います。
キーワード
講演会、オンライン開催、NINJALコロキウム、日本語教育、第二言語習得
日本語言語科学特別講義とは

総合研究大学院大学 日本語言語科学コースの開設を記念し、国内外の優れた研究者から日本語学・言語学・言語処理・日本語教育のさまざまな分野について、最前線の研究成果をお話しいただきます。

NINJALコロキウムとは

国内外の優れた研究者を講師にお招きし、日本語・言語学・日本語教育のさまざまな分野について最前線の研究成果をお話しいただく講演会です。一般に公開していますので、教員・大学院生を問わず、ご自由にご参加ください。 (参加無料)

スケジュール : 不定期。原則として、1ヶ月1回。
事前の参加申し込みが必要ですので、ご注意ください。


今回の日本語言語科学特別講義はNINJALコロキウムを兼ねて、「日本語言語科学特別講義 / NINJALコロキウム」として開催し、後日、その内容を録画したものをYouTube上の国立国語研究所公式チャンネルに投稿する予定です。

投稿をシェアする
note