第144回 NINJALコロキウム
「間接発話行為の認知過程 : 加齢変化と個人差」

開催期日
2024年10月29日 (火) 15:10~17:10
開催場所
対面とオンラインのどちらでも参加できる、ハイブリッド形式で開催
  • 国立国語研究所 多目的室 (東京都立川市緑町10-2)  交通案内
  • オンライン (Web会議サービスの「Zoom」を使用)
参加申し込み
対面 (国立国語研究所 多目的室) で参加を希望される方は、開催前日までに、来所者専用事前登録フォーム からお申し込みください。オンライン (Web会議サービスの「Zoom」) で参加を希望される方は、オンライン参加者専用事前登録フォームにてお申し込みください。 来所者専用事前登録フォームからお申し込みいただいた方には、後日、担当からメールにて、所内に入るための手続きをご案内します。 オンライン参加者専用事前登録フォームにてお申し込みいただいた方には、お申し込み後ただちに、参加に必要な情報がメールで自動送信されます。 いずれの場合にもメールでのご連絡となりますので、メールアドレスにお間違いがないか、必ずご確認くださいますようお願い申し上げます。また、参加に必要な情報が記載されたメールが、お使いのメールソフトの機能により、自動的に迷惑メールフォルダに振り分けられてしまう場合がございますので、ご注意ください。 いただいた個人情報は、個人情報保護ポリシーに則り、厳正に取り扱います。
講師
木山 幸子 (東北大学 准教授)
専門領域
実験語用論、心理言語学、神経言語学
主要業績
  • 木山幸子 (2023).「社会的言語の個人差: 定型発達者における自閉傾向の影響」幕内充編『自閉スペクトラム症と言語 (pp. 117-133)』東京: ひつじ書房.
  • 木山幸子・大沼卓也・新国佳祐・熊可欣 (2022).『ライブラリ心理学の杜7: 学習・言語心理学』サイエンス社.
  • Kiyama, S., Verdonschot, R., Xiong, K., & Tamaoka, K. (2018). Individual mentalizing ability boosts flexibility toward a linguistic marker of social distance: An ERP investigation. Journal of Neurolinguistics, 47, 1-15.
  • Kiyama, S., Choung, Y., & Takiura, M. (2019). Multiple factors act differently in decision making in the East Asian region: Assessing methods of self-construal using classification tree analysis. Journal of Cross-Cultural Psychology, 50, 1127-1139.
  • Nasukawa, K., Song, G., & Kiyama, S. (in press). The empathetic utterance-final particle -ne in Japanese: A study on its phonological representation. Journal of Japanese Linguistics.
講演主旨
人は、他者から言われたことを後で振り返るとき、必ずしもその言葉通りに思い出すわけではなく、どう言われたか言葉は忘れたが断られた、などのように覚えていることも多いだろう。こうした認知の仕方は、しばしば発し手と受け手の間の誤解の遠因となり、言った言わないの水かけ論になり得る。本発表では、言語コミュニケーションの認知過程の多様性について、話題提供者が関わる共同研究で得られた結果を紹介しながら考察したい。とくに、加齢による変化や発達障害による変化に焦点を置く。
キーワード
講演会、オンライン開催、NINJALコロキウム、現代日本語、会話・談話、間接発話行為、認知プローブ課題、加齢変化、自閉スペクトラム障害
NINJALコロキウムとは

国内外の優れた研究者を講師にお招きし、日本語・言語学・日本語教育のさまざまな分野について最前線の研究成果をお話しいただく講演会です。一般に公開していますので、教員・大学院生を問わず、ご自由にご参加ください。 (参加無料)

スケジュール : 不定期。原則として、1ヶ月1回。
事前の参加申し込みが必要ですので、ご注意ください。


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