2024年度 国立国語研究所 IRシンポジウム
「研究成果の学術への貢献を使われ方で測る ―幅広さと長さに注目して―」

- 開催期日
- 2025年3月27日 (木)
シンポジウム : 13:30~17:30、情報交換会 : 17:30~ - 開催場所
- 対面とオンラインのどちらでも参加できる、ハイブリッド形式で開催
全体討論以降は対面のみです。オンライン配信はおこないません。
- 国立国語研究所 多目的室 (東京都立川市緑町10-2) 交通案内
- オンライン (Web会議サービスの「Zoom」を使用)
- 主催
- 国立国語研究所 IR推進室
- 参加申し込み
- 3月23日 (日) 23:59 (日本時間) までにこちらからお申し込みください。 いただいた個人情報は、個人情報保護ポリシーに則り厳正に取り扱います。
- 定員
- 対面 : 30名、オンライン : 100名
- 参加費
- シンポジウム : 無料、情報交換会 : 2,000円
- キーワード
- 研究発表会・シンポジウム、オンライン開催、IR
趣旨
本シンポジウムは、研究成果の学術への貢献について、その研究成果の使われ⽅について以下の2点を中⼼に、事例報告と議論をおこなう。 (1) 幅広い学術分野で使われる研究成果をどのように評価するべきか、(2) 長期間にわたって使われる研究成果をどのように評価するべきか。 そして、全体討論では、上記2点のような特徴を持つ研究成果を、(3) 学術分野に依らず適切に測り、評価する指標について議論をおこなう。プログラム
- 13:30~13:35
- 開会挨拶
- 13:35~14:10
- 趣旨説明と国⽴国語研究所からの報告
- 井上 雄介 (国立国語研究所 IR推進室 特任専門職員)
- 14:15~14:55
- 招待講演
「教学・研究IR における分析と⼈間⽂化研究の評価について」 - 梅川 通久 (⼈間⽂化研究機構 特任准教授)
- 論⽂雑誌等に関する数量的指標が研究評価に多く⽤いられている。その⼀⽅、成果の多様性を特徴とする研究分野の真価を説明する評価⽅法の必要性も指摘されている。これらの事情に関連して、本発表では発表者が実践した教学・研究IRの事例を参考に、定量的情報からの定性的意味の抽出や多様な評価軸の提案について議論する。
- 14:55~15:10 休憩
- 15:10~15:40
- 招待講演
「琉球⼤学の全学共⽤機器に対する成果収集等の取り組み」 - 泉⽔ 仁 (琉球⼤学総合技術部 / 研究基盤統括センター 技術専⾨職員)
- 演者は、全学共⽤機器の管理・運営を⾏っている。今回は、その中でも、共⽤機器に対する論⽂等の成果収集について、実際に収集を⾏っている実務者の⽴場から述べる。成果収集は研究基盤IRシステムの構築には⽋かせないが、利⽤する教員にとって成果報告は負担であるため、出来るだけ軽減をするために試⾏錯誤を⾏っている。シンポジウムではそれらの取り組みとデータの取得例を紹介する。
- 15:45~16:25
- 招待講演
「すぐれた研究成果とは何なのか、ということを考える」 - 嶌⽥ 敏⾏ (⼤学改⾰⽀援・学位授与機構 研究開発部 教授)
- 研究成果を評価する、と云う場合、何を評価すればよいのだろう。⽬的に応じてさまざまな⼿法があるが、ここでは、研究評価や教員評価に携わってきた経験をもとにさまざまな切り⼝を提⽰したい。
- 16:40~17:25
- 全体討論 【オンライン配信なし。現地参加のみ。】
- パネリスト : 嶌⽥ 敏⾏ (⼤学改⾰⽀援・学位授与機構 研究開発部 教授)、泉⽔ 仁 (琉球⼤学総合技術部 / 研究基盤統括センター 技術専⾨職員)、梅川 通久 (⼈間⽂化研究機構 特任准教授)、⼩磯 花絵 (国⽴国語研究所 副所⻑ / 教授)
- 司会 : 井上 雄介 (国立国語研究所 IR推進室 特任専門職員)
- 17:25~17:30
- 閉会挨拶
- 17:30~
- 情報交換会
本シンポジウムの開催にあたり、⽇本学術振興会科学研究費助成事業 (奨励研究) JP24H02371 の助成を受けた。
問い合わせ先
国立国語研究所 IR推進室
Tel. : 042-540-4680
E-mail : ir-office[at]ninjal.ac.jpメールアドレスの[at]を@に置き換えてください。