日本語言語科学特別講義 / 第154回NINJALコロキウム
「語順選好の認知脳科学 ―人間は世界をどのように捉え、どのように表現するのか？―」
「語順選好の認知脳科学 ―人間は世界をどのように捉え、どのように表現するのか？―」の講義動画 をYouTubeで公開しています。
- 開催期日
- 2025年9月9日 (火) 15:10～16:40
- 開催場所
- 対面とオンラインのどちらでも参加できる、ハイブリッド形式で開催
- 国立国語研究所 (東京都立川市緑町10-2) 交通案内
- オンライン (Web会議サービスの「Zoom」を使用)
- 参加申し込み
受付は終了しました。お申し込みありがとうございました。
いただいた個人情報は、個人情報保護ポリシーに則り厳正に取り扱います。- 定員
- オンライン : 300名 (先着順)
対面 : 50名 (先着順) - 講師
- 小泉 政利 (東北大学大学院 文学研究科 教授)
- 専門領域
- 言語学
- 主要業績
- Koizumi, Masatoshi. (2023). Constituent Order in Language and Thought: A Case Study in Field-Based Psycholinguistics. Cambridge: Cambridge University Press.
- Koizumi, Masatoshi (ed.). (2023). Issues in Japanese Psycholinguistics from Comparative Perspectives. Volume 1: Cross-Linguistic Studies. Berlin, Boston: De Gruyter Mouton.
- Koizumi, Masatoshi (ed.). (2023). Issues in Japanese Psycholinguistics from Comparative Perspectives. Volume 2: Interaction Between Linguistics and Nonlinguistic Factors. Berlin, Boston: De Gruyter Mouton.
- Koizumi, Masatoshi. (1999). Phrase Structure in Minimalist Syntax. Tokyo: Hituzi Syobo.
- 講演要旨
- 文の主語 (S)、目的語 (O)、動詞 (V) の語順には、SOV、SVO、VSO、OSV、OVS、VOSの6通りの組み合わせがあり得る。では、人間の言語においてこれら6種の語順は均等に用いられているのだろうか。それとも、ある特定の語順が他よりも好まれているのだろうか。本講演では、人間言語においてどの語順が好まれるのか、そしてその理由は何かについて、実証的データに基づいて考察する。
- キーワード
- 講演会、オンライン開催、NINJALコロキウム、現代日本語、危機言語、文法、対照研究、カクチケル語、タロコ語、思考
日本語言語科学特別講義とは
総合研究大学院大学 日本語言語科学コース入学希望者をはじめ、言語学関連分野を専攻する学生の研究の基礎を固めるために、専門的な学びにつながる入門的な内容 (学部・修士レベル) をお話しいただきます。NINJALコロキウムとは
国内外の優れた研究者を講師にお招きし、日本語・言語学・日本語教育のさまざまな分野について最前線の研究成果をお話しいただく講演会です。一般に公開していますので、教員・大学院生を問わず、ご自由にご参加ください。(参加無料)
NINJALコロキウムの開催スケジュール : 不定期。原則として、1ヶ月1回。
事前の参加申し込みが必要ですので、ご注意ください。
