第163回 NINJALコロキウム
「語彙力への心理学的アプローチ : 読解力との関係を中心とした研究知見の整理」
- 開催期日
- 2026年5月19日 (火) 15:10~17:10
- 開催場所
- 対面とオンラインのどちらでも参加できる、ハイブリッド形式で開催
- 国立国語研究所 多目的室 (東京都立川市緑町10-2) 交通案内
- オンライン (Web会議サービスの「Zoom」を使用)
- 参加申し込み
対面 (国立国語研究所 多目的室) で参加を希望される方は、5月18日 (月) までに、来所者専用事前登録フォームからお申し込みください。オンライン (Web会議サービスの「Zoom」) で参加を希望される方は、オンライン参加者専用事前登録フォームにてお申し込みください。
来所者専用事前登録フォームからお申し込みいただいた方には、後日、担当からメールにて、所内に入るための手続きをご案内します。 オンライン参加者専用事前登録フォームにてお申し込みいただいた方には、お申し込み後ただちに、参加に必要な情報がメールで自動送信されます。 いずれの場合にもメールでのご連絡となりますので、メールアドレスにお間違いがないか、必ずご確認くださいますようお願い申し上げます。また、参加に必要な情報が記載されたメールが、お使いのメールソフトの機能により、自動的に迷惑メールフォルダに振り分けられてしまう場合がございますので、ご注意ください。 いただいた個人情報は、個人情報保護ポリシーに則り厳正に取り扱います。- 講師
- 猪原 敬介 (北里大学 准教授)
- 専門領域
- 教育心理学、認知科学
- 主要業績
- 猪原敬介 (2024). 読書効果の科学:読書の"穏やかな"力を活かす3原則. 京都大学学術出版会.
- Inohara, K. & Ueno, T. (2023). Evidence from a within-language comparison in Japanese for orthographic depth theory: Monte Carlo simulations, corpus-based analyses, neural networks, and human experiment. Journal of Memory and Language, 132, 104434.
- 猪原敬介・上田紋佳・塩谷京子・小山内秀和 (2015). 複数の読書量推定指標と語彙力・文章理解力との関係 : 日本人小学校児童への横断的調査による検討. 教育心理学研究, 63, 254-266.
- 猪原敬介・楠見孝 (2012). 読書習慣が語彙知識に及ぼす影響 ―潜在意味解析による検討―. 認知科学, 19(1), 100-121.
- 講演主旨
ICTの発展や価値観の多様化により、子どもの生活・学習環境は大きく変わってきている。こうした状況のもと、とりわけ国語教育においては、新しい読解力や思考力のあり方が盛んに論じられている。それらの力の基盤の一つが「語彙力」であるが、語彙力についての研究知見は少なくとも国内において十分に共有されてきたとはいえない。そこで本講演では、心理学分野の語彙力研究を整理し、特に読解力との関わりについて議論する。その際、語彙クオリティ仮説 (Lexical quality hypothesis; Perfetti, 2007, 2017) として近年活発に議論されている語彙表象の「質」に注目し、その観点から研究知見および関連理論を捉える。最後に、語彙力育成の方向性として語彙指導介入と読書介入実践のメタ分析結果などを参照しつつ、これからの学校教育において語彙力をどのように育成していくべきかを論じる。
- キーワード
- 講演会、オンライン開催、NINJALコロキウム、語彙力、読解力、読書、音声・音韻、語彙・意味、文章・文体
NINJALコロキウムとは
国内外の優れた研究者を講師にお招きし、日本語・言語学・日本語教育のさまざまな分野について最前線の研究成果をお話しいただく講演会です。一般に公開していますので、教員・大学院生を問わず、ご自由にご参加ください。 (参加無料)
スケジュール : 不定期。原則として、1ヶ月1回。
事前の参加申し込みが必要ですので、ご注意ください。