第266回 NINJALサロン
「調査速報 : 八重山語竹富方言の三型アクセント体系」
- 開催期日
- 2024年1月23日 (火) 15:10~16:10
- 開催場所
- 対面とオンラインのどちらでも参加できる、ハイブリッド形式で開催
- 国立国語研究所 3階セミナー室 (東京都立川市緑町10-2) 交通案内
- オンライン (Web会議サービスの「Zoom」を使用)
開催後1週間に限り、録画配信を行います。
- 発表者
- セリック・ケナン (国立国語研究所 特任助教)
- 参加申し込み
受付は終了しました。お申し込みありがとうございました。
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- 研究発表会・シンポジウム、オンライン開催、NINJALサロン、方言、危機言語・方言、琉球諸語、八重山語、アクセント
講演要旨
本発表では、八重山語竹富方言のアクセント体系に関する最新の調査結果について報告する。具体的には、次の2点を明らかにする。第一に、竹富方言はこれまで二型 (平板、起伏型) のアクセント体系を有するとされてきたが、複合語では三種類のアクセント型 (平板、起伏型1、起伏型2) が区別される。第二に、八重山語の他の方言と同様に、文節を構成する助詞によって音調の交替が観察され、この音調交替を説明するためには、音節より上位、文節より下位の韻律単位を想定する必要がある。最後に、これらの結果に基づき、竹富方言のアクセント体系を再解釈し、八重山語の他の方言との関連性について述べる。
NINJALサロンとは
研究所内の研究者相互の交流を深めることを目的とした気楽な雰囲気の研究発表会です。
外部からの聴講も歓迎します。(参加無料)
スケジュール : 原則として、毎週火曜日の15:10から16:10まで。(発表と質疑応答を含む。)