「資料横断的な漢字音・漢語音データベース (DHSJR)」を用いた研究成果報告会
- 開催期日
- 2024年11月30日 (土) 9:25~17:05
- 開催場所
- 国立国語研究所 多目的室 (東京都立川市緑町10-2) 交通案内
- 主催
- 科研費 基盤研究 (B) 23K21937 「資料横断的な漢字音・漢語音データベースの拡充と運用に向けた基礎的研究」
- 共催
- 国立国語研究所 共同研究プロジェクト「多様な語彙資源を統合した研究活用基盤の共創」
・サブプロジェクト「語彙資源ポータル拡張」 - 人間文化研究機構 広領域連携型基幹研究「異分野融合による総合書物学の拡張的研究」
- 国立国語研究所 共同研究プロジェクト「多様な語彙資源を統合した研究活用基盤の共創」
- 関連サイト
- 資料横断的な漢字音・漢語音データベース
- 参加申し込み
- 事前申し込み不要
- 参加にあたっての注意事項
- 発表資料は当日にDHSJRのサイトにてリンクを示す形で配布いたします。ご参加の方におかれましては、パソコンやタブレットなどでダウンロードの上、資料をご覧下さい。
- 会場ではEduroamに繋ぐか、適宜テザリング等でインターネットに繋いでください。
- 会場近辺では当日昼食を購入することが難しいことが予想されます。できましたら昼食はご持参ください。
- キーワード
- 研究発表会・シンポジウム、音韻、漢字音、語彙、文字・表記、史的研究、文献資料、データベース
主旨
本研究チームは、漢字音・漢語音の歴史的研究を目的として、平安~現代にわたる、多様な位相をカバーするデータベース (「資料横断的な漢字音・漢語音データベース」= DHSJR) を構築してきました。その成果として、(1) DHSJRの設計と発展、(2) 漢字音・漢語音の声点、(3) 文献資料と漢字音・漢語音の3つのテーマのもとに、9つの公開研究発表を行います。プログラム
- 09:25~09:30
- 主旨説明
- 09:30~10:10
- DHSJRにおける漢字字体の正規化の試み
- 大島 英之 (国立国語研究所)
- 10:10~10:50
- 資料横断的な漢字音・漢語音データベースの語彙資源化
- 高田 智和 (国立国語研究所)
- 10:50~11:00 休憩 (10分)
- 11:00~11:40
- 資料横断的な漢字音・漢語音データベース (DHSJR) における連声濁
- 浅田 健太朗 (島根大学)
- 11:40~12:20
- 漢語アクセントにおける低起上昇型の揺れ
- 加藤 大鶴 (早稲田大学)
- 12:20~13:20 昼休憩 (60分)
- 13:20~14:00
- 呉音資料における漢音去声の上声化
- 坂水 貴司 (広島経済大学)
- 14:00~14:40
- 妙一記念館本『仮名書き法華経』の声点 ―同時期の字音直読資料との比較から知られること―
- 佐々木 勇 (広島大学)
- 14:40~15:00 休憩 (20分)
- 15:00~15:40
- 近現代の外国語辞書における日本漢字音
- 石山 裕慈 (神戸大学)
- 15:40~16:20
- 漢字音・漢語音データベースと『大般若経字抄』
- 中澤 信幸 (山形大学)
- 16:20~17:00
- 石山寺本守護国界主陀羅尼経の漢字音
- 肥爪 周二 (東京大学)
- 17:00~17:05
- 終わりの挨拶