言語資源開発センター
言語資源開発センター (Center for Language Resource Development: English webpage) は、研究系や研究者コミュニティと連携してコーパス等の言語資源の整備・開発及びその研究・教育への活用を通して言語資源学の創成に寄与します。具体的には、コーパス化に必要な情報の整理や標準化、関連する技術の開発や提供を通じて、研究者コミュニティと共に言語資源を構築するための環境を整備します。
これまでに研究系と連携して開発・公開してきたコーパスには、『日本語話し言葉コーパス』 (CSJ)、『現代日本語書き言葉均衡コーパス』 (BCCWJ)、『日本語歴史コーパス』 (CHJ)、『多言語母語の日本語学習者横断コーパス』 (I-JAS)、『日本語日常会話コーパス』 (CEJC)、『日本語諸方言コーパス』 (COJADS) などがあります。
コーパス以外の言語資源としては、日本語形態素解析用短単位辞書であるUniDic、意味分類にもとづく語彙リストである『分類語彙表』、オンラインコーパス検索ツールである『少納言』、『中納言』などを開発してきました。
言語資源開発センター特設サイト : https://clrd.ninjal.ac.jp/
また、言語資源に関する情報交換・交流の場として、年に1回「言語資源ワークショップ」を開催し、コーパスやツールについての講習会を随時開催しています。