宮地裕日本語研究基金 受賞者
国立国語研究所は、故宮地裕氏 (大阪大学 名誉教授) の遺志に基づいた寄附金により、日本語研究の振興に供するために、令和4年6月に宮地裕日本語研究基金を創設いたしました。
基金の事業として行っている「宮地裕日本語研究基金 学術賞」「宮地裕日本語研究基金 学術奨励賞」(令和7年度募集) について、以下のとおり受賞者を決定しましたので、お知らせいたします。
(2026.7.15 掲載)
宮地裕日本語研究基金の受賞者決定について
国立国語研究所 宮地裕日本語研究基金 学術賞
日本語研究 (琉球語諸方言を含む) 及びこれに関連する分野における、個人又は団体の優れた研究活動1件に対して、本賞 (賞状) 及び副賞 (賞金500,000円) を贈呈します。
第3回受賞者
- 氏名 (所属) : 福嶋 健伸 氏 (実践女子大学)
研究業績 : 『中世末期日本語のテンス・アスペクト・モダリティ体系―古代から現代までの変遷を見通す―』三省堂、2025年
授賞理由 :
本書は、中世末期日本語のテンス・アスペクト・モダリティ体系を古代語と現代語の中間にある体系と位置づけて、その論拠を示したものであり、時代ごとの体系に関する妥当な仮説を示し得ているので学術賞に選定した。
国立国語研究所 宮地裕日本語研究基金 学術奨励賞
日本語研究 (琉球語諸方言を含む) 及びこれに関連する分野において、優れた研究を収めた若手研究者2件に対して、本賞 (賞状) 及び副賞 (1件につき賞金300,000円) を贈呈します。
第4回受賞者
- 氏名 (所属) : 落合 哉人 氏 (国立国語研究所)
研究業績 : 『「打ちことば」の研究 : モバイルメディアコミュニケーションから再考する日本語』ひつじ書房、2025年
授賞理由 :
本書は、携帯メール・LINE・対面会話・ネット通話の4者の比較に基づき、「打ちことば」の内実を的確に抽出・分析している。この点を評価し、学術奨励賞に選定した。
- 氏名 (所属) : 北﨑 勇帆 氏 (大阪大学)
研究業績 : 『平家物語』『天草版平家物語』対照コーパスの構築と研究
授賞理由 :
本研究は、最新の自然言語処理の技法を用いて対象文献のパラレル・コーパスの自動生成を行うという画期的な研究手法を編み出し、いくつかの課題に解決を与えた。以上の点を評価し、学術奨励賞に選定した。
授賞式
宮地裕日本語研究基金「学術賞」「学術奨励賞」授賞式を開催いたします。
- 日時 : 令和8 (2026) 年8月19日 (水) 16:00~17:30
- 場所 : 国立国語研究所 多目的室 (東京都立川市緑町10-2) 交通案内
参加申し込み方法
参加を希望される所外の方は、以下フォームにて8月7日 (金) 17:00までにお申し込みください。
いただいた個人情報は、個人情報保護ポリシーに則り厳正に取り扱います。過去の受賞者
問い合わせ先
人間文化研究機構 国立国語研究所 管理部研究推進課
住所 : 〒190-8561 東京都立川市緑町10-2
Tel. : 042-540-4374 (平日9:30~17:00)
E-mail : suishinka[at]ninjal.ac.jp