領域指定型
国立国語研究所共同研究プロジェクト (領域指定型) の実施について
国立国語研究所は,平成21年10月から大学共同利用機関法人人間文化研究機構の一つの研究機関として,様々なタイプの共同研究プロジェクトを実施している。本研究所は,このたび日本語教育研究・情報センターが進める共同研究の更なる推進と,他の学問分野との学際的・融合的な研究を開拓することを目的として,平成23年度6月30日から約1ヶ月に渡り公募を行った領域指定型共同研究プロジェクトについて,厳正な審査の結果,以下の2件を開始した。
- 学習者コーパスから見た日本語習得の難易度に基づく語彙・文法シラバスの構築
山内 博之 実践女子大学文学部 教授 - 日本語を母語あるいは第二言語とする者による相互行為に関する総合的研究
柳町 智治 北星学園大学文学部 教授
領域指定型の共同研究は,所外の研究者をリーダーとするプロジェクトで,公募により採択されたものである。
これらの共同研究プロジェクトの研究成果が,今後の日本語教育研究・情報センターの一層の発展に寄与するものと思われる。
領域指定型 共同研究プロジェクト一覧
- 敬語と敬語意識の半世紀 ―愛知県岡崎市における調査データの分析を中心に― (平成22年11月~平成24年3月)
- 言語の普遍性及び多様性を司る生得的制約 : 日本語獲得に基づく実証的研究 (平成22年11月~平成25年10月)
- 日本語教育のためのコーパスを利用したオンライン日本語アクセント辞書の開発 (平成22年11月~平成25年10月)
- 文末音調と発話意図とを統合した話し言葉のアノテーションの可能性 ―日本語諸方言の同意要求表現を中心に考える― (平成22年11月~平成25年10月)
- パラ言語情報および非言語情報の研究における基本概念の体系化 (平成22年11月~平成25年10月)
- 空間移動表現の類型論と日本語 : ダイクシスに焦点を当てた通言語的実験研究 (平成22年11月~平成25年10月)
- 学習者コーパスから見た日本語習得の難易度に基づく語彙・文法シラバスの構築 (平成23年10月~平成26年9月)
- 日本語を母語あるいは第二言語とする者による相互行為に関する総合的研究 (平成23年10月~平成26年9月)
- 敬語と敬語意識の半世紀 ―愛知県岡崎市における調査データの分析を中心に―
- 言語の普遍性及び多様性を司る生得的制約 : 日本語獲得に基づく実証的研究
- 日本語教育のためのコーパスを利用したオンライン日本語アクセント辞書の開発
- 文末音調と発話意図とを統合した話し言葉のアノテーションの可能性 ―日本語諸方言の同意要求表現を中心に考える―
- パラ言語情報および非言語情報の研究における基本概念の体系化
- 空間移動表現の類型論と日本語 : ダイクシスに焦点を当てた通言語的実験研究
- 学習者コーパスから見た日本語習得の難易度に基づく語彙・文法シラバスの構築
- 日本語を母語あるいは第二言語とする者による相互行為に関する総合的研究